超初級編。何もない人は、まずはメンターを作ろう!

<<最も重要な視点>>世帯年収700万円以上を稼げていない人は将来ワーキング・プアになる可能性がある。

今回は、なぜ理想とする人生を歩めていないのかについて、深く考察していこうと思います。
そもそも、なぜワーキング・プアになってしまうのか?

割を喰うビジネスパーソンがこの先の将来に道を求める方法は?

 

筆者宛に頂いたご意見に、

将来の予測と僕の主張は理解できるし、同意も出来たけど、具体的にどうしたらいいのか書いてないじゃないかというご意見がありました。

具体的に答えていきたいと思います。

僕が最初にお伝えしたいのは、自己否定を徹底的にしてくださいという事。

今、自分自身で自分が想い描く未来を予測できない状況にあるのならば、圧倒的にマインドが悪い状況にあるのだと思います。
・今を楽しみたい!
・俺たちは俺たちだし!
・好きな事だけして生きていく!

みたいな主張は僕から言わせれば世捨て人の発想です。

世の中には、たくさんの凄い人やコトがあって、それらの一流の発想、主張、存在を知っていても認めてしまうと、自分のアイデンティティが崩壊するから、自分を自己肯定できないから、「俺は俺だし!」と見ないようにしたいだけで、圧倒的に今の自分には何もナイ!と認めなければ、そもそも「気づき」なんて得れる訳がありません。

自分のコンフォートゾーンに引きこもり、思考停止した状態で生活するのは非常に楽だけど、今の時代にするべき行動ではないという事です。

このような自分の緩いコンフォートゾーンに引きこもっているマインドの方は非常にわかりやすい。

✓自分を変える為の思考や行動を選択せず、
✓無理を嫌い、
✓他人を自分より劣っていると思いたい、
✓自分より優れている人を絶対に認めたくない、
✓ツレの中では一番マシ。

マインドで明らかに優れている人についてはスルーして、
自分はイケてると全く優位性のない根拠だけ握りしめて生きている。

気持ちは分るんです!
何故ならば、過去の僕自身の事だからです。
とはいえ、そんな人生この先100%で終わるよと。

中流が崩壊した社会は、このようなマインドの方には非常に鋭い牙で襲い掛かってきます。

大半の方を中流とする時代ならば、対処療法が取れたのですが、大半の方が下流に堕ちる時代においては一旦下流に堕ちた身を下流から引き出すコストは想像を遥かに越える努力が必要なはずです。

今の中国・アメリカ経済に注目すれば、理解出来るはずです。

現在でもワーキング・プアなどと言われている正規を失った方たちに対して、非常に冷めた感覚で正規を得ている人たちが感情も動かさずに追い使う構図が存在すると思いますが、何故、ワーキング・プアと呼ばれる年収200万円前後で暮らす人たちが存在するのでしょうか?

そして、今こういったワーキング・プアの現状にある方たちの状況を正規を持つ方たちは理解できるのだろうか?

おそらく、

✓自由が欲しいのだから当然。
✓やりたい事が中心の生活をしてるから。
✓そもそも横着や怠け者だから。
✓仕事を選んでるからそういった状況に堕ちるんだ。
✓自己責任だ。

などの偏見を持ってワーキング・プアに陥っている人たちを見ている事でしょうが、本質的にはココではありません。

きっと、現在正規を得てワーキング・プアの人たちをこのように見ている方たちも同様に将来ワーキング・プアに堕ちる可能性があります。

何故ならば、生活のために仕事をしているからなのです。

現在こんなに仕事がある時代にワーキング・プアに陥っている人たちは、本人に余程の事情がない限り、僕から言えば救いようがない。

まだ、社会的なセーフティーネットもしっかり機能しており、環境を変える努力さえすれば脱する事が出来るのに、それをしようとしないのは自己責任と言わざる負えない部分がありますよね?

しかし、意図せず先の未来にワーキング・プアに陥る大半の労働者たちは何故ワーキング・プアに陥るのかと言えば、労働市場のルールが明確に2019年を境に変わったのにも関わらず、相変わらず旧社会的なルールに従って生きているからです。

自分の命と同意である時間を捧げる事だけで生活するためのコストを得ようとする働き方では、成長速度が非常に遅く、自分の年齢がその市場で活動出来る期限内に、次のステージに上がる為のスキルアップが間に合わず、生活するための年収を稼げなくなり、脱落していく未来しか待っていない。

仕事を行う行為は生活をする為にお金を得る為だけの行動ではないのです。

社畜として魂まで会社に捧げよと言っている訳ではありませんよ?

キャリアアップは自己実現を果たす為には避けては通れない大切な通過点です。

そして、一日稼働する時間の約半分を仕事で過ごすのに、仕事でもキャリアップに繋がる働き方が出来ない様な人が、生活する時間で更に自分を高める努力なんてしている訳がないからです。

抜け出したいならば、

今自分が成長していく動力を得れない環境(収入、支出、家族、交友関係、地位、上司、会社)があるのならば、一旦整理する事をお勧めしたい。

人は環境に左右される生き物で、環境を見直す事が一番効果的なのです。

親であっても、子の人生にとやかく言う権利なんてありません。

パートナーが浪費癖があり、自己肯定感を得れない生活水準から抜け出せないのであれば袂を分けるしかありません。

あくまでも、個人として人生を豊かに生き行く戦略を立てねば、自分以外の他者を幸せにする事なんて出来ないのです。

これから来る未来では、一人の収入では生きていけない時代に陥る人たちが大量に発生し、過去に田舎のコミュニティで支え合ったかのような、地域で守り合うような単位が再定義される未来があってもおかしくないと思っています。

つまり、夫婦という単位で世帯年収700万円以上を稼いでいないなら、3世帯に戻る選択肢や、他人同士が3名、4名と共同で支え合う生き方もあり得るのではないかと。

このように、高度成長期以降に日本の常識を支えてきた価値観が崩れ、また新たな価値観を再定義しなければならない局面に入った事を意味します。

このような事態に陥る可能性があるのならば、それは全て原因と結果によるものなのです。

自分の環境による行動が全てを司っており、自分の未来は全て自分の環境に影響を受けた自分の行動による原因がもたらした結果です。

つまり、今自らの将来に不安要素があるのならば、それは自らのつまらないプライドや自尊心、自己重要感などを徹底的に否定し、世の中にある手法、ノウハウ、思考術、生活術に真摯に向き合い、謙虚な気持ちで学び取ろうとする姿勢と自らが至らない事、未熟である事に向き合い再度ゼロベースで学ぶことを決定する意志を固めるべきなのです。

今居るコンフォートゾーンから抜け出す覚悟と行動を新たにしなければ、絶対に未来を変えられないという意味です。

もうコレは最も重要な視点です。

何故ならば、
あたらしい行動を起こせば、絶対に新しい結果が生まれるのですから。

 

<<最も重要な視点>>ビジネスパーソンにはメンターが必要!

 

さきほど、
徹底的に自己否定するべきだと言いましたよね?

しかし、自己重要感の崩壊は精神的な闇を引き起こす可能性があり、自然発生的に自己重要感の崩壊が引き起こされない状況で生きる事を最優先すべきで、大変重要な生きる上での最重要事項でもあります。

何故かと言えば、日本は大変自殺者の多い国です。

自己重要感と自殺の相関関係は専門家ではない僕が語るべきじゃありませんが、紐づけられないとは思えません

では、自己重要感とは何かと言えば、

・自己肯定感
・自己有能感

の二つの要素から成り立つもので

自己肯定感が低い状態で、自己有能感を失えば精神的に崩壊の方向に人は傾いていくんじゃないかと僕は見ています。

精神的に病んだり、身体が病に侵されたりと健康でいられなくなると考えています。

 

自己肯定感は、なにかができるとかできないとか関係なく、どんな自分であっても存在すること自体に価値があると感じる感覚です。

生きているだけで幸せと思える感覚といっても良いかもしれません。

一方、自己有能感は何かができるとか資格を持っているとか、地位や名誉、立場、修練年数など、能力がある自分をすごいと感じる感覚ですよね。

実際の世の中には、SNS等で自己発信できる世の中になって、これだけ情報が溢れた状況になり、自分である程度の手法、ノウハウ、生活術、思考術に無料でアクセス出来る事により、自己重要感を過剰に持ってしまった人で溢れています。

このような人を意識高い系などと表現しますが、時として知識は経験ではないことから簡単に足元をすくわれ、自信を失い、心に深い闇を抱えた人も非常に多い。

ですから、自己否定を社会接触によって自然発生させてしまう事は非常にリスクがあり、何もかも失ったかのような喪失感に苛まれる事になります。

自己否定を敢えてしてみる環境を自ら作り出す事が非常に大切で、精神的に支えてくれるメンターの言葉や存在を心のよりどころにする事も自らを守るために非常に有効な手段だと思っています。

本質的な、手法、ノウハウ、生活術、思考術を学び、サロン内で揉みくちゃにされ、時として励まし、励まされ、初志貫徹させてくれる環境を手に入れる経験が非常に大切なのです。

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