働きすぎを打破し、健全にワーク・アズ・ライフを極めよう。

働きすぎを打破し、健全にワーク・アズ・ライフを極めよう。

週40時間しか働かない人はどれくらいいるのだろうか?

エコノミストのケインズは21世紀には様々な問題が自動化され、労働時間が短くなると予測しました。

彼は暇な時間をどう使うかが一番の問題になると信じていました。

そして、今堀江貴文さんも同様に将来我々はどうやって遊ぶかが非常に大切だと言っています。

では、現実はどうだろう?

経済的な自由を手にしている人ほど異常に働いています。

米国のフルタイム従業員は平均して週47時間働いていると言われいています。

日本では過去に労働者が非常に過剰に働かされていた時期があり、働き過ぎて死亡するという意味の『過労死』という言葉さえあり、今や『KAROUSI』は世界で通用します。

一方、ミレニアル世代とはアメリカにおいて2000年代に成人・社会人となる世代を指すのですが、この世代は『燃え尽き症候群』というレッテルを貼らました。

本当に働きすぎているのだろうか?

スマートフォンが発売されて10年が経ち、いつでもどんな場所でも情報と繋がり、それ故にいつでも仕事とプライベートが混在するような現在から未来において、過労やストレスが発生しやすい傾向にあると言われています。

それ故に、働き過ぎなのではないか!と過剰に反応してしまっていませんか?

会社にとって、従業員に長時間労させるのは実は非常に損です。

いつでも契約解除できる派遣労働者ばかり大量に雇って、残業手当が発生する限界まで働いてもらう方が人件費は安いです。

仮に会社に頼らずに自分で稼ぐスキルがあるなら会社で働く仕事を残業までして働く必要なんてないと思います。

会社なんて利害が一致した人たちが集まっている箱に過ぎません。

とはいえ、いい歳して会社に依存しなければ、他に稼ぐ手段がなければ可能なだけ残業して稼いだ方が良くないですか?

生活の為に労働をする人たちには理解できない可能性がありますが、決してワークとは自分の時間を賭して働く労働だけを指していないのです。

おそらくコレらの人がイメージしている仕事はjobの事で、workとは仕事、作業、勉強、研究などを含んでおり、ワーク・アズ・ライフのワークはこちらの幅広い意味で活用されている。

ライフの中にワークがあり、ワークの中にライフがある暮らしこそ自分を高め、自己充足感を更に増幅させ、更なる充足感を生んでくれるのではないだろうか?

 

働きすぎを打破するヘンリー・フォードが残した言葉。

週40時間労働制は、1914年頃、大量生産で世界を変えた資本主義の申し子ヘンリー・フォードが始めたものです。
彼は大量生産のシステムを作ることで、企業と労働者がともに繁栄の道を歩めると信じていた。

そして、その結果、世界にベルトコンベアによる大量生産が浸透し、週40時間労働も浸透していく事になります。

しかしながら、当時は当時、今は今です。

科学的な様々な視点から労働についても見てみるべきです。

人によっては週60時間働く人もいれば、中には週100時間働いている人もいるでしょう。

労働者を労働させる観点から見れば、労働時間を倍にしたら、生産性も倍になると思っている経営者がいたら考え直した方がいいでしょう。

複数の研究で週40時間以上働くと生産性が低下する事が示されており、これは産業労働者だけでなく、知識労働者にも当てはまります。

別の研究では週60時間労働を8週間続けると、週40時間労働を超える部分の生産性は帳消しになる事がわかっています。

それだけではありません。

働きすぎはストレスや不安、うつ病、心臓疾患に直接関係しています。

何らかの危機対応や期限に間に合わせる為など、一時的な過労で短期の生産性を上げる事が出来ますが、それはほんの稀に行う前提のみ有効なのです。

とはいえ、過剰に酷使された労働者は傷を癒すまで時間を要します。

それでは、どのような人生を自分自身でデザインすればいいのでしょうか?

これには、大量生産で世界を変えた資本主義の申し子ヘンリー・フォードが残した言葉に答えがあるように思います。

少し紹介します。

金で自由が買えると思うのは誤りだ。
この世で本当にたよりになるのは、知識と経験と能力だけである。
考えることは最も過酷な仕事だ。
だからそれをやろうとする人がこんなにも少ないのだ。
たいていの成功者は他人が時間を浪費している間に先へ進む。
これは私が長年、この眼で見てきたことである。
最高の友は、私の中から最高の私を引き出してくれる友である。

このヘンリー・フォードの名言、心に響くだろうか?

もう一度言いますが、workとは、仕事、作業、勉強、研究である。

ワーク・アズ・ライフ、最高じゃないですか?

 

経営者も目を醒ますべき、働かせすぎは逆に搾取されているのかも。

 

米国において企業でフルタイムで働く人の66%が仕事や私生活のバランスがうまく取れていないと感じており、米国で就業している成人の33%は平均的な土日祝に勤務しており、働きすぎは生活の質に影響を与えています。

とはいえ、定時に帰りなさいと言えば済む話ではないです。

多くの場合、社員が長時間働くのには理由があります。

企業文化、上層部のマネジメント、仕事量の不均等な配分、個人的な時間管理の問題、個人の生活費に関する事情などが理由に成り得るのです。

世間が言うワーク・ライフ・バランスを取り戻すために経営者は何が出来るのでしょうか?

まず、以下のような事を試してください。

 

|率先指揮。

 

全ての従業員に希望通り働ける環境を与える。

そして就労時間以外に作業をしないように促します。

勤務時間を明確に決めて作業を行い、自分を高める行動を明確に示し、自己実現欲求を喚起する事の重要性を背中で教える努力が必要。

 

|勤務時間以外労働者とは接触しない。

 

緊急の場合を除き、
勤務時間外に部下に連絡する事を控えます。

多くの場合、従業員はよい印象を与える為に勤務時間外でも返信や対応をしなければならないプレッシャーを感じていますし、個人的な関係が構築できていないなら連絡は返ってこないとドライに割り切るべき。

部下離れしよう。

必要であれば、スマホのメモ機能を使って下書きを作っておいて、送るのは翌日にすべし。

勤務時間外に何かを送信する必要がある場合は、すぐに応答する必要がない事も伝える習慣を持つ。

 

|効率的に働いて頂ける教育とオペレーション作り。

 

自分たちの使命を明確化し、共有できるメンバーを育てる。

イントレプレナー制度を社内に強烈に打ち出す。

作業員には行儀をしっかり学ばせ、。Must、Canをしっかり教育する。

 

|労働者の権利だけを主張する人には法律に遵守する付き合い方を経営者もすべし。

 

生活の為だけに働く人が、良き労働者になる事はない。

その様な人には、そのような人なりの付き合い方を経営者も人を見て判断すべきだ。

休暇後の作業員は幸せで生産性が高いことを考えると、従業員が有給休暇、定時退勤、週休2日制など正確に実行すべきで、休日出勤などとんでもないのです。

 

働き過ぎを防ぐ為に従業員も割り切って働くべし。

自分は残業が多いと思う場合は、コントロールを取り戻すために以下のヒントを参考にしてみてください。

 

|最初に大きなタスクを完了する。

 

To Doリストから出来るだけ多くの項目を片付けようと思うと、小さいタスクから取り掛かってしまいがちになります。

しかしながら、最も重要なタスクを最初に片付ける事を試みてください。

これは通常の勤務時間で帰宅できる手助けになるはずです。

重要なことを後回しにすると、一日の終わりになっても作業を続けなければならなくなります。

 

|週に3回、仕事終わりに用事を入れる。

 

なかなか退社できない場合は、何かの習い事の予約をいれたり、友人と夕食の約束をするなどします。

夕方に予定を入れておくと日中の生産性が向上し、通常の時間で無理をせずとも退社できるようになります。

 

|線引きする。

 

退社しようとする時に、追加の業務に追われていると思ったら、適切な期待設定をします。

つまり、自分が何時に退社する予定があって、その前に連絡を取る必要があることを周囲に伝えます。

出来れば退社の際にアプリの通知はミュートにしましょう。

 

働きすぎを打破し、健全にワーク・アズ・ライフを極めよう。まとめ

 

経営者にとって従業員に払う給料は、

明日も同じように従業員が働く為に必要なコストを支払っているのに過ぎません。

従業員の労働力の再生産コストを踏まえて支給しているのに過ぎないという意味です。

一方、生活の為だけに働く従業員にとって会社は生活する為だけの自分にとって楽に都合よく稼げる場所でしかありません。

よーするに、

生活の為に働く従業員に残業させて1.25倍で働かせる事は損でしかないし、生産性は非常に悪い。

そして、

稼ぐ手段として給料に頼っていては、豊かになんて成れる訳がない。
のですから、お互い割り切って働ける環境を率先して構築すべきなのです。
優秀で、会社と自分の為に働ける未来のある労働者だけが頑張ればいいのですから。
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